基本Gストロークは1.5Gで計算しています。
150/12の48mmは有効ストロークであって
許容最大加重数値ではありません。
仮計算してみると
FD3S フロント
(コーナーウェイト325k - バネ下重量30k)
×
レバー比1.49(純正アルミ)
×
Gストローク 1.5G
=
バネ上最大G荷重 659キロ
150/12 最大許容加重 実測値 約630キロ
上記にツインスプリング化した時の
最大加重マージンがプラスされます。
(お互いの反発しあう固有振動数が加重値を上げます)
ツインスプリングにすると固有振動数バランスによる
密着加重と最大荷重指数が変化しますので
ちょうど問題のない最大加重数値内になります。
セット加重は許容加重には関係ありません。
シングルスプリング測定時の許容加重と
ツインスプリングにした場合は許容加重が変化します。
また安全をとって1.5G計算しているので、
ここまでGストロークする事もまずないのと
スプリング単体の最大許容加重も市販スプリングですので
安全率をかなり大きく取っています。
これが国内市販直巻きスプリングとは大きく違います。
有効ストロークは
伸縮時に安定したバネレートを出すストローク範囲。
(弊社スプリングの場合 +-0.1キロ以内)
最大許容加重は
伸縮して元の数値通りに戻る範囲での最大数値です。
(有効ストロークを超えた領域は若干バネレートが変化します)